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強靭防護網国土交通省NETIS登録番号:HR-230013-A

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  • 構造・特徴
  • 実験

特徴・構造

本工法は、共同研究報告書 第491号「高エネルギー吸収型落石防護工等の性能照査に関する研究」の実験による性能照査手法を基に性能評価を行っており落石対策便覧(平成29年12月)の実験による性能検証法に適合した高エネルギー吸収型落石防護網工です。

ラインアップ

実験装置
タイプ 型式名 性能※2・3 高さ(SL) 延長(W)※4 支柱間隔
ネットタイプ KB-NH3.2-1型 ~200kJ 10m~ 10m~40m
(1工区当り)
10m~19m
(10mを標準)
KB-NH3.2-2型 ~400kJ
KB-NH4.0-1型 ~700kJ 11m~
KB-NH4.0-2型 ~1,000kJ 14m~
KB-NH5.0-1型 ~1,400kJ 12m~
KB-NF5.0-1型 ~2,500kJ 13.5m~
KB-NF5.0-2型 ~5,000kJ 15m~
ロープタイプ KB-RS5.0 ~2,700kJ 15m~

型式名の見方

KB-NH4.0-1型

※1 左右両端のコンクリート反力体に設置したアンカーは強固なH形鋼に固定されており、アンカー及び周辺の変形・変位によるエネルギー吸収はなく、部材(ロープ、緩衝装置等)にとって厳しい条件の実験となります。

※2 表記の対応可能落石エネルギーは、左右両端にコンクリート反力体を設置した実験装置で確認した実験値です。
なお、本工法を実際の現場に設置する場合は、支柱及びアンカーを直接、地盤に設置します。

※3 実際に現地に設置するアンカーの設計荷重は、実験時に計測した荷重から決定されます。
アンカー長は引抜試験の結果や地盤データを基に決定し、設置後は確認試験で所定の耐力を確認します。

※4 延長が40mを超える場合は、工区を分割し、重ね部を設けます。

※5 KB-NF5.0-2型に適用します。

ネットタイプ

  • ①ロックアンカー+緩衝装置

    ロックアンカー+緩衝装置

    緩衝装置の設置数によって高強度ロープに加わる張力を調整し、高強度金網・硬厚金網の損傷やロックアンカーの引抜け、せん断破壊を防止します。

  • ②強靭金網・高強度金網・硬厚金網
    高強度ロープ・ワイヤロープ・ストップフック

    高強度金網+専用ワイヤロープ+結合コイル

    金網と横ロープの接続は、専用部材のストップフックを隙間なく配置することで一体化させます。

ネットタイプ 展開イメージ図

  • KB-NH3.2-1型

    展開イメージ図

  • KB-NH4.0-1型

    横断イメージ図

  • KB-NH5.0-1型

    展開イメージ図

  • KB-NF5.0-2型

    横断イメージ図

※最小構成(延長・高さ)のイメージ図です。
細部の構造は変更となる場合があります。

ロープタイプ

  • ①ロックアンカー+端末緩衝金具

    ロックアンカー+端末緩衝金具

    端末緩衝金具によってスリップロープに加わる張力を制限する為、高強度ロープの損傷や、ロックアンカーの引抜け、せん断破壊を防止します。

  • ②ひし形金網(φ5.0mm)高強度ロープ(φ18mm)+結合コイル

    ひし形金網(φ5.0㎜)<br>高強度ロープ(φ18㎜)+結合コイル

    高強度ロープは縦40cm×2本横50cm×1本間隔で配置します

  • 展開イメージ図 KB-RS5.0

    展開イメージ図

※最小構成(延長・高さ)のイメージ図です。
細部の構造は変更となる場合があります。

実験・性能

落石対策便覧では、照査方法(P.147-149)に整理されています。この内、ポケット式落石防護網の実験による性能検証(P.159-161)に定めている項目を、以下の表に整理しました。
尚、【5.回転の影響】は、落石対策便覧の参考文献、第491号_共同研究報告書(P.156)を参照しています。

1.供試体サイズ 1スパン 2本の支柱と網で構成される範囲 (設計の最小面積)
2.重錘形状 多面体 材質はコンクリートを標準 (密度 2,300~3,000㎏/m³以下)
3.衝突速度 25m/s以上を標準(90km/h以上) 阻止面(金網面)に接触する直前の速度25m/s未満の場合は、その速度が適用限界速度
4.入射角度 垂直 阻止面に対して垂直を標準
斜めに衝突した場合、垂直成分を入力エネルギーとして評価
5.回転の影響 考慮しない 並進運動のみを考慮
6.衝突位置 水平方向 スパン中央
鉛直方向 鉛直中央高さから設計落石作用位置の間で設定

実験結果は、総括表に整理するとともに、詳細は実験報告書としてとりまとめます。

現場適用にあたっての留意事項

  • (1) 実験時の供試体寸法を下回る大きさでの適用はできません。
  • (2) 実験時の衝突速度が25m/sec未満である場合、その速度が適用限界となり、現場適用条件によっては落石の落下高さに上限が設けられる事があります。
  • (3) 実験時を上回る入力エネルギー・衝突速度に、数値解析は適用できません。

性能検証事例の一覧

タイプ 型式名 重錘エネルギー※ 重錘質量 衝突角度 衝突速度 安全性 修復性
ネットタイプ KB-NH3.2-1型 1回目 192kJ 0.615t 82° 25.25m/s -
2回目 201kJ 84° 25.68m/s
KB-NH3.2-2型 1回目 407kJ 1.251t 85° 25.61m/s -
2回目 429kJ 86° 26.25m/s
KB-NH4.0-1型 1回目 721kJ 1.833t 87° 28.09m/s -
2回目 719kJ 86° 28.07m/s
KB-NH4.0-2型 1回目 1,094kJ 3.276t 88° 25.86m/s -
2回目 1,212kJ 86° 27.27m/s
KB-NH5.0-1型 1回目 1,401kJ 3.904t 85° 28.09m/s -
2回目 1,414kJ 85° 28.06m/s
KB-NF5.0-1型 1回目 2,576kJ 7.425t 85° 26.41m/s -
2回目 2,570kJ 86° 26.41m/s
KB-NF5.0-2型 1回目 5,387kJ 15.35t 88° 26.51m/s -
2回目 5,424kJ 15.25t 88° 26.7m/s
ロープタイプ KB-RS5.0 1回目 2,785kJ 8.350t 81° 26.15m/s -
2回目 2,751kJ 81° 25.99m/s

※重錘エネルギーは、阻止面垂直成分に補正した数値です。
2回目は、1回目の供試体を部分修復後、重錘を再載荷したものです。

実験動画

KB-NH3.2-1型

KB-NH3.2-2型

KB-NH4.0-1型

KB-NH4.0-2型

KB-NH5.0-1型

KB-NF5.0-1型

KB-NF5.0-2型

KB-RS5.0