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強靭防護網

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  • 構造・特徴
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特徴・構造

本工法は、共同研究報告書 第491号「高エネルギー吸収型落石防護工等の性能照査に関する研究」の実験による性能照査手法を基に性能評価を行っており落石対策便覧(平成29年12月)の実験による性能検証法に適合した高エネルギー吸収型落石防護網工です。

ラインアップ

タイプ 性能 支柱間隔 高さ(SL) 延長(W)
ロータイプ 2,700kJ 10.0~19.0m 15.0m~ 10.0m~
ネットタイプ 2,500kJ 10.0~19.0m 13.5m~ 10.0m~
1,400kJ 10.0~19.0m 12.0m~ 10.0m~
700kJ 10.0~19.0m 11.0m~ 10.0m~
400kJ 10.0~19.0m 10.0m~ 10.0m~
200kJ 10.0~19.0m 10.0m~ 10.0m~

ロープタイプ

  • ①ロックアンカー+端末緩衝金具

    ロックアンカー+端末緩衝金具

    端末緩衝金具によってスリップロープに加わる張力を制限する為、高強度ロープの損傷や、ロックアンカーの引抜け、せん断破裂を防止します。

  • ②ひし形金網(φ5.0mm)高強度ロープ(φ18mm)+結合コイル

    ひし形金網(φ5.0㎜)<br>高強度ロープ(φ18㎜)+結合コイル

    高強度ロープは縦40cm×2本横50cm×1本間隔で配置します

  • 展開イメージ図

    展開イメージ図

  • 横断イメージ図

    横断イメージ図

※細部の構造は変更となる場合があります。

ネットタイプ

  • ①ロックアンカー+緩衝装置

    ロックアンカー+緩衝装置

    緩衝装置の設置数によって高強度ロープに加わる張力を調整し、高強度金網・硬厚金網の損傷やロックアンカーの引抜け、せん断破裂を防止します。

  • ②高強度金網 硬厚金網+高強度ロープ
    +ストップフック

    高強度金網+専用ワイヤロープ+結合コイル

    高強度金網・硬厚金網に対して高強度ロープを横方向のみに配置していきストップフックで接続します。

2,500kJ

  • 展開イメージ図

    展開イメージ図

  • 横断イメージ図

    横断イメージ図

※細部の構造は変更となる場合があります。

200kJ

  • 展開イメージ図

    展開イメージ図

  • 横断イメージ図

    横断イメージ図

※細部の構造は変更となる場合があります。

実験・性能

落石対策便覧では、照査方法(P.147-149)に整理されています。この内、ポケット式落石防護網の実験による性能検証(P.159-161)に定めている項目を、以下の表に整理しました。
尚、【5.回転の影響】は、落石対策便覧の参考文献、第491号_共同研究報告書(P.156)を参照しています。

1.供試体サイズ 1スパン 2本の支柱と網で構成される範囲 (設計の最小面積)
2.重錘形状 多面体 材質はコンクリートを標準 (密度 2,300~3,000㎏/m³以下)
3.衝突速度 25m/s以上を標準(90km/h以上) 阻止面(金網面)に接触する直前の速度25m/s未満の場合は、その速度が適用限界速度
4.入射角度 垂直 阻止面に対して垂直を標準
斜めに衝突した場合、垂直成分を入力エネルギーとして評価
5.回転の影響 考慮しない 並進運動のみを考慮
6.衝突位置 水平方向 スパン中央
鉛直方向 鉛直中央高さから設計落石作用位置の間で設定

実験結果は、総括表に整理するとともに、詳細は実験報告書としてとりまとめます。

現場適用にあたっての留意事項

  • (1) 実験時の供試体寸法を下回る大きさでの適用はできません。
  • (2) 実験時の衝突速度が25m/sec未満である場合、その速度が適用限界となり、現場適用条件によっては落石の落下高さに上限が設けられる事があります。
  • (3) 実験時を上回る入力エネルギー・衝突速度に、数値解析は適用できません。

強靭防護網の実験事例・動画

事例紹介【ネットタイプ2,500kJ】実規模性能照査実験結果

実施日 2019年8月20日・30日

照査・計測項目 1回目 2回目(修復・再載荷)
実験供試体 全幅 10m 10m
高さ 13.5m 13.5m
支柱本数 2本 2本
緩衝装置 有り/50組 有り/50組
重錘 重錘質量 7.425t 7.425t
重錘密度 2,657kg/㎡ 2,657kg/㎡
実験結果 レーザー 26.41m/sec 26.41m/sec
高速度カメラ - 26.27m/sec
重錘入射角度 86° 85°
衝突時エネルギー 2.576kJ 2.570kJ
阻止面最大張り出し量 7.39m 7.25m
高さの変化 3.27m 2.86m
重錘衝突位置 3.78m 3.66m
損傷状況 阻止面 摩耗、変形有り 摩耗、変形有り
支柱 損傷無し 損傷無し
ワイヤロープ 素線破断、摩耗有り 素線破断、摩耗有り
基礎、アンカー 損傷無し 損傷無し
緩衝装置 損傷無し 損傷無し

性能水準

実規模性能照査実験より、緩衝装置(スリップロープ)の摩耗や高強度ロープの素線に一部破断、阻止面(高強度金網)の一部に、摩耗と変形が見られました。
これらの箇所について部材の交換を行った上で、再載荷を実施した供試体においても、重錘を問題なく捕捉したことから、修復性と安全性を満たすものと判断しました。

以上の結果から、要求性能と落石防護施設の限界状態(右表)に照らし合わせると、性能水準は【性能2】と評価しています。

安全性 使用性(供用性) 修復性
性能1
性能2 △(修復により○)
性能3 × ×

実験動画

ネットタイプ200kJ

ネットタイプ400kJ

ネットタイプ700kJ

ネットタイプ1,400kJ

ネットタイプ2,500kJ

ロープタイプ2,700kJ